TopImg

航空写真

工事概要

工事名 宮古盛岡横断道路 手代森トンネル工事
発注者 国土交通省 東北地方整備局
施工者 清水建設株式会社 東北支店
工事場所 岩手県盛岡市川目 〜 盛岡市手代森 地内
工期 平成26年 3月 20日 〜 平成29年 3月 17日(36ヶ月)
工事内容

工区延長:2,841m

【トンネル工】

 延長:2,625m 幅員:12.0m 内空断面積:94.9m2
 掘削・支保工:2,609.2m 覆工コンクリート・防水工:2,609.2m
 インバート工:787.2m 坑門工・明り巻:1式

【道路土工】

 延長:260m 掘削:282,330m3

工事の特徴

・手代森トンネルは、宮古盛岡横断道路(約100q)の一部をなす都南川目道路の西端に位置しており、国道106号の
 線形不良区間解消や災害時の緊急輸送道路の確保、救急活動の支援を図るとともに、広域的な交流・連携の促進が目
 的の自動車専用道路である。また、復興支援道路として位置付けられ、早期整備が急務とされている。


・地形は、標高110〜350m付近の丘陵から山地となっており、北部に鑪山(標高390)があり、さらにその北部を簗
 川が西流する。宮古側坑口付近は主要地方道上米内湯沢線、盛岡側坑口付近は国道396号と接しており、盛岡市街地
 である。


・地質は、複雑な構造を呈する早池峰構造体の北端付近であり、宮古側坑口より古生代「川目層(根田茂帯)」の粘板
 岩・チャート混在岩、凝灰岩、チャート、緑色岩、蛇紋岩、花崗岩、ホルンフェルス(砂質・泥質)等で構成される。
 岩質は比較的に硬質であるものの、顕著な断層破砕帯が数箇所確認されている。また、盛岡側坑口付近の地上部には
 学校、民家が存在するなど慎重な施工も要求されている。

航空写真

清水建設株式会社

Copyright © 2014 Teshiromori Tunnel All Rights Reserved.